チボリ税金投入反対の緊急集会に100人

4月27日倉敷労働会館で「チボリへの新たな税金投入に反対する緊急集会」(チボリはいらない倉敷市民の会・チボリに反対する県民の会共催)が開かれ、100人の市民が集まりました。
高田雅之「市民の会」代表は「チボリに税金を湯水のごとく注ぎ込みながら、経営がどんどん悪くなっている。普通の会社なら倒産している。ところが県はチボリを潰すのでなく、形を変えて再生させる道はないものかと色々やっている。しかし、結局新たな税金投入の道しかない。61年前、無謀な戦争を継続して原爆投下などの苦しみを国民に与えたが、チボリへの新たな税金投入は、8月15日以降も戦争を継続するようなものだ。今がチボリへの税金投入を止める潮時」と訴えました。
福武彦三「県民の会」事務局長から経過報告で「チボリ誘致ブローカーとの疑惑で、長野知事(当時)が岡山市議会百条委員会に喚問され、『偽証』告発される前代未聞の出来事が起きた。私自身『チボリ反対』で市長候補として選挙をたたかい、『チボリ推進』の市長が敗れ、『チボリ再検討』を掲げた安宅市長が誕生し、岡山市はチボリから撤退した。そのとき長野知事はチボリを止めるべきだったのに、渡邉倉敷市長(当時)と組んでクラボウに持ち込んだ。クラボウはチボリとは別の開発計画を持っていたが、初代社長をした河合副知事(当時)から『開発許可を出さない』と脅されチボリに土地を貸すことになった。今では年間7億円近い地代が入って『クラボウの一人勝ち』と言われている。しかし、県民にとっては、破綻したチボリに税金投入する理由がわからない。納得のいく説明がない」と厳しく指摘しました。
県議会報告に立った赤坂てる子県議は「県の再建案が出されて1ヶ月経つが、チボリは『迷走状態』だ。入場者数は4年前の再建計画での150万人見込みが91万人へと激減した。35億円税金投入した石井知事の責任が問われている。新たな、巨額の、長期にわたる税金投入に反対しよう、と広く呼びかけて頑張っていく」と報告しました。
田辺昭夫倉敷市議は「チボリへの税金投入反対の運動が粘り強く進められたことが、『新たな税金投入をしない』という古市健三倉敷市長の対応を生み、市議会7会派の内4会派の多数が市長の態度を支持している。県のアンケートに対して市議会全会派代表が揃って『倉敷市への財政負担を誘導する、公平さに欠ける』との抗議文を県に持っていったのはかってない快挙だ。その一方で巻き返しの動きがある。市長や議会での動きをつかみ、『新たな税金投入はしない』を堅持するよう頑張る」と決意を込めて報告しました。
大熊裕司弁護士は「14年間、7つのチボリ税金投入違法の訴訟をたたかって来た。チボリ・ジャパン社への県職員派遣についての最高裁判決では、地裁での勝利判決が覆されたが、チボリ事業には公共性を認めなかった。県がチボリ・ジャパン社からアンデルセンホールを借り上げて同社に業務委託し、借り上げ料・委託料合計1.3億円支払う、という、だましのようなことをやっている。地代だけでもすでに57億円税金投入していて、今後も続ければ県が財政破綻を来たすのは明らか。税金投入を止めさせよう」と訴えました。
フロアー発言では
「チボリ花火で眠れない夏の日が40日間も続き苦痛だ。大晦日の花火は除夜の鐘を打ち消す。税金を使っているかどうか分からないが、花火は止めて欲しい」
「アンデルセンシアターは、初めはいっぱいの人だったが、4年後に行ったら10人しかいない。税金のムダづかいだと思う」
「山陰に行ったときチボリのテレビコマーシャルをしていた。多額の税金を遣って無駄遣い。腹が立つ」
「税金は、チボリより福祉・介護を待っている人に遣って欲しい」「児島には鷲羽山ハイランドがあり、2つもレジャーランドはいらない。チボリに35億円税金投入した間に地場産業の事業所が16%減っている。税金投入は絶対反対」「憩える自然公園がない。鶴形山、向山、福山などに自然公園をつくる方に、チボリへの税金を振り向けて欲しい」など、税金投入反対の意見が次々と出されました。
江口宝松「市民の会」事務局長から、ビラ配布及び県知事・倉敷市長への要請はがきで大きな世論をつくっていくことへの協力が訴えられました。また「集会の名前で」要請書を作り、古市市長に直接会って渡す。県の再建案に対する意見書を弁護団とも相談してつくり、知事・市長に申し入れることが提起されました。資金カンパの訴えも行なわれ、最後に、集会アピールを採択して終わりました。