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知事の提案理由説明は無責任

 3日から始まった県議会、石井知事が提案理由説明で倉敷チボリ公園について述べましたが、自らの責任については触れず、全く無責任です。
 「チボリ・インターナショナルとの交渉結果を踏まえ、今後の公園のあり方を検討する中で」古市倉敷市長に検討を願っていたが、「市民公園化は困難との回答があった」「倉敷駅周辺のまちづくりの観点等も踏まえ、前向きな回答がいただけるものと期待していただけに誠に残念」と言い、続いて「来年12月末までの移行期間が終了した後」「県が主体となって支えることは困難」として「市民の公園と言う選択肢がなくなり、また、チボリ・ジャパン社の経営見通し等を考えれば、チボリ公園を取り巻く状況は重大な局面を迎えた」と述べました。
 まるで倉敷市が断わったからチボリが重大局面に至ったかのような言い方です。そもそもチボリをどうするのか、先ず知事が方針を出して倉敷市に検討を求めるのがスジです。ところが知事はそれを全く示さず倉敷市に丸投げした上、鉄道高架などまちづくりをチボリとからませたり、地代負担を県はしないと言って倉敷市に負担を押し付けようとしたり、横暴で無責任なやり方に対して、倉敷市民は「そんなものは拒否せよ」との圧倒的世論になったものです。古市市長が断わらなければ、市長選挙で厳しい審判を受けることは明らかです。
 かつて岡山市で拒否されたチボリ事業は、いま倉敷市から拒否されました。石井知事は、地方自治を踏みにじって押し付けたことを陳謝し、知事の責任でチボリ公園事業を終結させることしかありません。