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知事のクラボウ訪問

 2日に石井知事がクラボウ本社を訪ね、井上社長と会談したことを4日になって公表しました。そして、伊東倉敷市長宛てにもFAXが届き、各議員にそのまま再送信されました。
 そのFAXは、チボリ・ジャパン社会長石井からでなく、岡山県知事石井の名で出されています。ところが宛先は倉敷市長でなく、チボリ・ジャパン社取締役副会長伊東香織宛になっています。おかしなFAXです。
 その内容は、県知事が土地の賃貸契約相手のクラボウに行って、県は本年末でチボリ事業から撤退するとか、契約解除を申し入れた、というのではありません。それを言わずに、取締役会の内容を話したようです。チボリ・ジャパン社会長としてクラボウに行った感じで(だから「チボリ・ジャパン社副会長伊東香織宛」になったのでは?)、知事としての責任を逃れようとしているように感じられます。
 会談で知事は、一部を公園で残し、一部をアウトレットモールなど商業施設にする「坂口チボリ・ジャパン社長案」などを話したようですが、クラボウは「現在の契約が基本になる」「土地返還後の新たな開発の中で市民公園的なものは困難」「県や市が公園として一部を利用すると言うことであれば、当社が行う開発計画全体の計画との整合性をとった上で、公園部分を分離して貸すこともやぶさかでない。公園部分は県や市が主体的に取り組まれるべきである」と言ったとされています。
  クラボウから「分割賃貸可能」という言質を取った、とでも言いたげなFAXになっていますが、昨年9月突然、運営主体を倉敷市に押し付けようとしたのに続く、倉敷市に土地代を出させようとする、石井知事の責任逃れ、押し付けの思惑が透けて見えます。
 クラボウの言う「現在の契約が基本」にもとづいて、契約解除するのが石井知事の責務です。土地返還後のことまで話して、「市民公園的なものは困難」とクラボウに言わせたのは、越権行為であり、今後倉敷市民の要求を縛るもので不当なやり方として厳しく抗議するものです。